本校講堂にて、第34期生卒業式が行われました。生徒たちは式に臨むにあたって、3年間で成長した姿を見ていただこうと、準備にも真剣に取り組んできました。
厳粛な雰囲気の中、卒業生が入場して卒業式がスタート。校長先生からの挨拶に続いて、卒業記念品が手渡されます。卒業記念品は毎年、本校客員教授であり多摩美術大学大学院教授の秋山孝先生によるオリジナルのシルクスクリーンが贈られます。本校ならではの記念品です。
表彰などのあと、在校生の送辞、卒業生の答辞と続き、いよいよ卒業証書が校長先生から一人ひとりに手渡されます。証書を受け取った生徒たちはマイクの前に立ち、それぞれが今の気持ちを語ります。涙を流しながらお父さんやお母さんに感謝の気持ちを伝えるもの、友達との思い出を語るもの、担任はもちろん、専攻芸術の先生や1年の時の担任の先生に感謝の言葉を述べるものなど、一人ずつの言葉と気持ちが会場に広がり、本校ならではの雰囲気で満たされていきます。最後に卒業生たちが保護者席に向かって、「旅立ちの日に」を歌って卒業式は閉式。講堂を出ると、吹奏楽部の演奏とチアリーダーたちのダンスに合わせて、在校生たちが紙吹雪と拍手で盛大に祝福をしてくれました。
卒業生たちが式に列席するだけではなくまさに参加し、在校生たちと一緒に作り上げた思い出深い卒業式。我々教員も、生徒の皆さんや保護者の方々と同じ時間と空間を共有できたことを、とても嬉しく思っています。

卒業生たちは堂々とした態度で式に臨みました

保護者席に向かって感謝の気持ちを込めて歌いました

在校生たちが祝福してくれました